国や企業は多様な働き方を認める枠組みをつくってくれますが、その仕組みをどう活かすかは我々一人ひとりが決めることです。自分の人生において”働く”ということをどう位置づけるのか。理想と現実の間にはギャップもあるでしょう。そのギャップも含めてどう考えるか。2008年発行の本ですが、改めて思考する手がかりにはなるはずです。
「ワークライフバランス」坂東眞理子・辰巳渚 編著
ワークライフバランスの実践とは、自己改革ではなく自己発見だということ
一緒に暮らしている相手がこの先どのように生きていこうとしているか知っておきましょう。また、途中で相手の考えが変わったとしても、責めるのはルール違反です。修正しながら共に歩む軌跡が夫婦の歴史であり喜びなのではないでしょうか
居心地の良い家にするための五カ条
・使うものだけがある・懐かしいものがある・憧れているものがある・お金をかけたいところにかけている・常に手をかけている
「会社にとって自分は価値があるか」という視点と、「自分にとって会社は価値があるか」という視点を持つ
「本当に必要なことなら、自分がやらなくても誰かがやる」「出来ないものは出来ない」自分に厳し過ぎるタイプはこういう責任感を持ちづらい
家と職場の往復の日々からは何も生まれません
「リーン・システム」lean;贅肉のない
徹底的な無駄の排除とフローの最大化。整理・整頓・清掃・清潔・しつけ。プロセス、考え方の見える化マネジメント。しつけ=習慣化することが重要なポイント
ワークライフバランスとは、仕事と家庭生活の二者択一ではなく、どちらかにウエイトがあるのでもなく、ワークもライフも百パーセントということでもない。仕事と生活の課題に直面しても自分なりに対応できる「ワークライフベース」を築くことが大切