以下の問いについて、○か×か答えよ。
Q1.MMPI項目を使った追加尺度は多いが、代表的なものは不安尺度、自我強度尺度、自己愛性尺度などである。
Q2.パーソナリティ障害の治療にはA-Tスプリットが効果的とされる。
(解答は最下段へ)
うーん、解けない。。。
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2020年に、臨床心理士と公認心理師の試験を受ける予定でいる。
受験資格なるものがあり、臨床心理士は国が指定する大学院を修了していることで、これはおそらくクリアできる。「予定でいる」と言ったのは公認心理師のほうで、施行されたばかりの国家資格ゆえに、受験資格のルートが今は複数あり、私は「実務経験5年」で取得できるはずだと思っている。これに関してそろそろ機関にきちんと問い合わせをしなくてはいけない。準備段階ではあるが、私の受験シーズンは開幕した。
受験には酸い甘い記憶がある。
高校受験は挑戦校を含めて全勝した。この経験が「俺はデキる奴」妄想を全開させ天狗になった。高校3年間、ほとんど勉強をしなかったこともあり、大学受験はほぼ全敗した。大学に行く意味がわからず、勉強する意義を見出せず、目を逸せながら雰囲気で受験した、当然の結果だった。
41歳での大学院受験は、失敗が許されないチャレンジであった。生活費の貯金は一年浪人するだけの余裕はない。同じ轍を踏むわけにはいかなかった。
まずは学校選びから始めた。足を運んでキャンパスを内覧し、説明会にも参加して、一年後にこの場に自分がいるイメージを完成させた。合格から逆算した勉強スケジュールをつくり、予備校講師のアドバイスはその意図を腹に落としてから取り入れた。受験一ヶ月前からは体調管理と願掛けを兼ねた断酒もした。結果は全勝。大学受験の後悔を、少しは晴らせたと思う。
不思議なことに、大学院の受験勉強は大変だったけど、面白かった。臨床心理士になるための手段であり、心理士であるために必要な知識の習得、という明快な目的があった。この勉強が将来の自分の仕事に直結している実感が持てた。社会人を経たことにより、学ぶことの尊さや贅沢さを感じられたのもよかったのだろう。人は目的があると踏ん張りが効くんだなと実感した。
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先月のお盆時期に、資格試験の過去問を解いてみた。わからない問題が山ほどある。これは一筋縄ではいけないやつだということだけ判った。
臨床心理士試験の前に、公認心理師試験がある。先日、現任者講習会への申し込みと支払いを済ませ、分厚く重いテキストを購入した。さて、やるか。これまでの受験経験を糧に、今回も最高の結果を手に入れようと思う。
A1. × 不安尺度は自我強度尺度は正しいが、自己愛性尺度という尺度は作成されていない。
A2. ○ A-Tスプリットとは、全体のマネジメントを行う主治医(Administrator)と、治療面接を行う臨床心理士(Therapist)が連携しながらクライエントと関わっていくことをいう。治療現場で採用されているケースは多い。