2022.7.xx
暑い。酷暑だ。日中の外出は控えたほうがいい。熱にやられてしまう。近年の私に発症した低気圧症も年々ひどくなり、夕立ち程度で頭痛が出てしまう。外気の環境も体内の状態も、だいぶ変わった。

変化に対応しないといけない。無視していると害がでてくる。外側の変化を止めることはできないので、内側、つまり自分を変えていくほか手段はない。

例えばサッカー。土曜夜にシニアサッカーをしているのだけど、現役引退の時期が近づいている。この12年間、体力維持・自己解放・単純に楽しいという理由で続けてきた。コロナの影響で数ヶ月間の活動停止、落ちた体力・筋力を戻し始めたらまた緊急事態宣言発令など、コンディション維持が難しい時期が続いた。結果として動くたびに膝に痛みが走るようになった。プレースタイルやポジションを変えれば継続できるのだが、それは俺のサッカーじゃないなと。美学の問題。

やり続けることはいいことだ。一方で引き際も考えなければならない。変化への対応の仕方はいろいろある。「潮時」という言葉が好きだ。辞書をひくと「物事を行ったりやめたりするのに適する時。好機。」とある。意固地にならず、自分らしい自然な流れに沿うよう、そこだけは意識したいと考えている。

サッカーに関しては、もうしばらく継続するけどね。

カテゴリー: 日乃心記

cocoro no cacari|大塚紀廣

1976年千葉県生まれ。大学卒業後、第二新卒で(株)リクルートに入社、国内旅行情報じゃらんを担当した。その後同グループであった(株)ゆこゆこへ籍を移し、人事部で人材採用、社員研修の企画運営、ストレスチェック実行者等を担当した。40歳で退社し、臨床心理学大学院へ進学。修了後は東京大学医学部付属病院老年病科、都内のメンタルクリニック等で心理士業務に就き、現在に至る。専門は高齢者臨床と産業心理。趣味はロードバイク、サッカー、ジェフ千葉、漫画、温泉など。