推し活、してますか?
推し活とは、自分のイチオシを決めて、応援する活動全般を指します。元々はファンが自分の好きなアイドルを”推し”と呼んだのが発端だそう。ヲタ活との違いは熱狂度、一説ではありますがソフトなファンを「推し活」、熱烈ハードなファンを「ヲタ活」と区別するようです。
推しの対象は、大きく3つに分けられます。
● 二次元のキャラクター
● 三次元の人物
● 人物以外
二次元のアニメ・ゲーム・漫画のキャラクターをはじめ、アイドル・俳優・声優・スポーツ選手・歴史上の偉人などの三次元の人物、さらには鉄道や建造物、動物といった人物以外と、推し活の対象は幅広いです。
今や5人に1人は自分の推しを持っていると言われます。私は「ジェフ千葉担」なのかな。サポーターまでのヲタ度はないので”推し”くらいが丁度いいのかもしれません。今期も7位でフィニッシュしてJ1昇格を逃してしまい、来季は私が惚れてるRedBullグループ(ライプツィヒやクロップ⚽️、エクストリームスポーツ🏂、ブランディング🏙️)に加わったRB大宮を推してみようかと思案中です。
推し活とメンタルヘルス
推し活がメンタルの安定に役立つ理由はいくつかあります。
ポジティブな感情の増加
推し活をすることで、「好き」というポジティブな感情が生まれます。推しの活動やコンテンツに触れるたびに喜びや楽しさを感じることができ、それが日常生活の中でのストレスコーピングになります。推しの存在が気分を上げるきっかけとなるため、感情のバランスを保ちやすくなります。
コミュニティとのつながり
推し活は同じ趣味や関心を持つ人々とのつながりを生み出します。共通の「推し」を通じてファン仲間と交流し、SNSやイベントで共感を得ることで、孤独感を軽減し社会的サポートを感じることができます。
自己表現の手段として
推し活は、ファンアートやグッズ制作、SNSへの投稿など、自己表現の場でもあります。推しに対する愛情や関心を表現することで、自己肯定感(自分らしさの肯定)が高まり、自分の好きなものを通じて自己を認める感覚を得られます。
モチベーションの維持
推しの活躍や成長を応援することは、目標や励みとしても作用します。推しが頑張っている姿や夢を叶える姿を見ることで、自分も努力を続けたいと思えるようになります。目標を持ち、それに向かって努力することは、精神的な充実感や達成感を生み出し、メンタルの安定につながります。
癒し効果
推しが登場する映像や音楽、SNSの更新などは、ファンにとって癒しや安らぎの時間になります。日常生活の中で疲れやストレスを抱えた時に、推しの存在が一種のリフレッシュタイムとなり、気持ちを切り替える手助けになります。
このように、推し活は日々の生活における支えやエネルギー源となり、メンタルの安定や自己肯定感の向上に役立ってくれます。
依存症との境界線
推し活にはポジティブな効果がありますが、適切なバランスを欠いた場合、依存症や過剰な入れ込みが問題になることもあります。推し活と依存症の関係性について考えると、以下のようなポイントが挙げられます。
生活における優先順位の崩れ
推し活が生活の中心となり、日常の活動や人間関係が疎かになると、生活のバランスが崩れ、精神的にも悪影響を及ぼす可能性があります。推し活のために仕事や学業を犠牲にしてしまう、家族や友人との関係が希薄になるなど、生活に支障をきたすようになると、依存症の兆候と言えるでしょう。
金銭面での過剰な出費
推し活には、グッズ購入やイベント参加といった金銭的な要素が含まれることが多いです。推しのために出費を重ねること自体はよくあることですが、収入や生活に見合わないほどお金を費やし、借金や生活費の不足を引き起こすと、経済的依存と言えます。このような状況では、推し活がメンタル安定ではなく、逆に不安やストレスの原因となることもあります。
精神的依存と現実逃避
推しの存在が大きな心の支えになる一方で、現実の問題や困難から逃避するために推し活にのめり込み過ぎる場合、精神的依存が起こる可能性があります。特に、推しの活動がないと不安感や虚無感を感じる、自分の生活の空虚さを埋めるために過剰にのめり込む、といった場合は依存に近づいていると考えられます。
自己肯定感の低下
推し活が「推しのためだけ」の行動に偏ってしまうと、自己肯定感が低下するリスクがあります。推し活が楽しいから行うのではなく、推しに認められたい、推しのために自分を犠牲にしても構わないという考え方が強くなると、自分の価値が「推しによって決まる」ような感覚が芽生え、推しへの過剰な依存が生まれます。
推しが活動を休止した場合のロス感情
推しの活動が減少したり、推しが引退や解散するような状況になった際、強い喪失感や絶望感を感じることがあります。推し活が生活の中心だった場合、推しがいなくなったことで「自分の存在意義が失われた」と感じてしまう人もおり、過剰な依存がメンタルに大きな負担をかけることになります。
楽しいはずの活動が、”推し疲れ”によって、逆にストレスになることがあるのです。
依存症を防ぐための心がけ
適切に推し活を楽しむためには、以下のような心がけが役立ちます。
- 自己管理:推し活に費やす時間やお金を計画的に管理する
- 自分の生活や目標を持つ:推し活を軸に据えるのではなく、自分の人生の一部として位置づけ、日常生活や他の趣味にも時間を割く
- 他者との交流:推し活の楽しさを共有するのは大切ですが、推し活以外の話題でもコミュニケーションを取れるようにし、多様な交流を持つようにする
推し活は適度なバランスが保たれている限り、メンタル面に良い影響を与えるものです。依存症に近づかないよう自分の生活や精神状態をチェックしながら楽しむことも意識しておきましょう。(本コラムは一部ChatGPTを参照しております)