私が臨床場面でよく用いるリラクセーション技法は「丹田呼吸法」「漸進的筋弛緩法」(過去記事もご参照ください)「自律訓練法」です。最近ここに「ツボ押しタッピング」が加わりました。
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ツボは全身に張り巡らされた神経が重なり合う場所です。神経は内臓など全身の様々な部位とつながっています。身体に不調があると、特定のツボに痛み、硬さ、冷え、赤み等が現れることがあります。身体やこころが疲れていることを知らせてくれるのです。不調のサインに気づいたら、ツボをゆっくりと押したり、タッピングしてみましょう。ツボに適度な刺激を与えると症状が和らぎ、そのツボに関連する内臓にも作用して、体調改善に役立ちます。(鍼灸サロンCALISTA)
ツボ押しタッピングは、気持ちをリフレッシュしたり、沸き起こった不安を緩和させる効果が見込めます。ボディ・コネクト・セラピーの講習会で教えてもらい、実践を重ねながら、一定の効果を感じています。絶対的な禁忌はなく、他のリラクセーション法と同様に副作用が少ないため、多くの方が使える方法です。
ツボを押したり、揉んだり、タッピングするだけでもいいですが、アフォーメーション(自己暗示の言葉)を呟きながら行えると、更なる効果が期待できます。【ネガティブな感情】【ポジティブな事実】の部分には、”今この瞬間”のあなたの気持ちや事実を言葉にして当てはめます。
ツボの位置はおおまかで結構です。6箇所を写真と共にご紹介します。
もうひとつおまけです。以下の2つのツボは、気持ちをリセットして切り替える際に、さすったり押したりするといいと言われています。不安症に悩む方に教唆したところ「私これ自然にやってます」と言われました。無意識にされてたとのこと、やはり効果があるツボなのでしょう。
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リラクセーション法は、ストレスコーピングの一手となります。習得して生活の中に取り込んでもらえるといいでしょう。ちなみに私は丹田呼吸法は朝の通勤電車で実践してます。慣れると何処でも行える勝手の良さがいいですね。
https://note.com/embed/notes/nffb8ac64ce1d