服屋でもECサイトでも、たくさんの洋服の中からお気に入りの一着を見つけ出すのは結構大変ですよね。思い入れがあるという点で、洋服はあなたの深層心理を探る絶好のアイテムなのです。
「それいけ×ココロジー 真実のココロ」(青春出版社)に掲載されている、心理ゲームを紹介します。それでは、参りましょう。
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①あなたは洋服を買いに行きます。初めに入った服屋の店員が、とても感じの悪い人でした。あなたはその店から出てからその人の悪口を言います。さて、何と言いますか。
②あなたは違う服屋に行き、とても気に入った洋服を見つけました。どんなところが気に入りましたか。色、デザイン、材質など、気に入った理由は何ですか。
③あなたが今持っている洋服の中で、一番好きな服を思い出してください。あなたはその洋服に言葉をかけます。何と声をかけますか。
④あなたが街を歩いていると、茶色の服を着て歩いている人がいます。その人は誰ですか。あなたの身近な人で答えてください。
どうぞ、想像してみてください。
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いかがでしょう?
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それでは解答(解釈)編です。
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この心理ゲームでは「あなたの欠点」がわかります。洋服というのは、自分の気に入ったものであると同時に、TPOも意識して選ぶものです。つまり、こういう風に自分を見せたいという、願望が込められていることになります。
①店員への悪口→「あなたの欠点」
②気に入った理由→「勘違いしているあなたの長所」
③好きな洋服への言葉→「落ち込んだ時に自分を慰める言葉」
④茶色の服を着た人→「苦手な人」
①悪口を言う行為は、心理ゲームでは自分を相手に投影することを意味します。思わず口に出てしまうのは、常々自分が気にしていることだから。相手への悪口は、つまりあなた自身の欠点なのです。
②気に入った服はすなわち、あなたの理想を表しています。どこが気に入ったかという問いに対する回答は、勘違いしているあなたの長所です。理想を前面に出しすぎると、板についてないそれは欠点にもなるかもしれませんね。
③一番好きな洋服は、あなたの分身です。その洋服に対する言葉は、あなた自身への言葉でもあるのです。落ち込んだ時に自分を慰める言葉がわかります。
④心理ゲームにおける茶色は「苦手」という意味を含んでいます。茶色の服を着た人はあなたの苦手な人を指しています。
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洋服はある意味では自己主張の表れです。好きな洋服と似合う洋服が、必ずしも一致しないことがあります。自分勝手な思い込みや勘違いなど、この心理ゲームが自分を顧みるきかっけになるかもしれませんね。
当たるも八卦当たらぬも八卦。信じるか信じないかはあなた次第。ゲームですのであしからず。
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