日乃心記

バスケ日本代表に学ぶ戦い方|日乃心記

2023.9.xx小さき者が大なる者に勝つには戦略が必要だ。地力に勝る相手に正面から挑んでも跳ね返されるだけである。 男子バスケ日本代表トム・ホーバスHCは、世界に勝つためのテーマとして、🏀しつこいディフェンス🏀スピード🏀3ポイントシュート...
ココカリ心理学コラム

精神力は忍耐だけでは強くならない|ココカリ心理学コラム

まず、精神を定義すると「人間のこころ、またその知的な働き。目的を達成しようとするこころの働き」である。精神力とは精神の強さであり、精神を支えている力を意味する。 精神力を鍛える手法を思い浮かべると、厳しい修行や練習に耐えるイメージがでてくる...
ココカリ心理学コラム

心理カウンセリングが目指す到達地|ココカリ心理学コラム

精神科が目指すのは病気の寛解である。寛解とは、全治とまでは言えないが、病状が治まっておだやかであることを言う。何かしらのこころの異常に病名を診断し、主に投薬療法によって治療を行う。心理カウンセリングが目指すのはクライエントの最大福利である。...
ココカリ心理学コラム

自立とは|ココカリ心理学コラム

「ジリツ」には、自分で律する「自律」と、自分で立つ「自立」がある。どちらも心理臨床の現場でよく登場する言葉であるが、今日は後者のお話。 自立を辞書で引くと「他への従属から離れて独り立ちすること。支えるものがなく、そのものだけで立っていること...
ココカリ心理学コラム

行ってもイイ精神科、ダメな精神科|ココカリ心理学コラム

ひろ新子著「行ってもイイ精神科、ダメな精神科」を読んだ。著者は大うつ病を長く抱えており、患者として東京23箇所の精神科/心療内科/メンタルクリニックを巡って、各院の印象や診断などから論評している。 人を受け止められる人かどうか、が全てらしい...
ココカリ心理学コラム

心理カウンセリングの失敗から何を学ぶか|ココカリ心理学コラム

岩壁茂著「心理療法・失敗例の臨床研究 その予防と治療関係の立て直し方」は名書であった。心理カウンセリングの失敗について、こんなにも学術的に論じれるものなのか。私が実践してきた臨床を重ねて読むことで、疑似体験ではあるものの、スーパーヴィジョン...
ココカリ心理学コラム

認知症と熱海旅行|ココカリ心理学コラム

私が勤務している病院は、認知症疾患医療センターの機能も果たしている。運営しているデイケアで今回、数名の患者さんを対象に、熱海日帰り旅行プログラムを実施してきた。 認知症の知識に疎い方であれば「認知症って、私は誰?ここはどこ?になるあれでしょ...
ココカリ心理学コラム

愛着の夢から覚める|ココカリ心理学コラム

誰かに救ってほしいという夢、自分は永久に救われないという悪夢からも、覚めましょう。 医龍(21巻) 医龍 弱さを受け入れ前へ進もうとする研修医・伊集院が、天賦の才を持ちつつも過去の過ちから立ち直れない麻酔科医・荒瀬に対して、投げかけた言葉で...
ココカリ心理学コラム

内科の身体症状を体調管理に役立てる|ココカリ心理学コラム

内科医からお聞きした身体症状を自分の体調管理に役立てる方法
ココカリ心理学コラム

ココロの休め方|ココカリ心理学コラム

なるべくご機嫌な状態で日々を過ごしたいと誰もが願う。これを叶えるには、①物事への認知方略、②身体の健康、③疲れのマネジメント、が必要であろう。①は認知行動療法、②は健康診断と適度な運動で対処するとして、今日は「疲れのマネジメント」について考...